ゼロからわかる「バイブコーディング」徹底解説

ゼロからわかる「バイブコーディング」徹底解説

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イケハヤです。

AIの進化が止まりませんね。ぼくも毎日、新しい技術に触れては「うわ、これはヤバい!」と興奮しています。

そんな激動の時代の中で、今日は特に「開発」や「ものづくり」の世界に革命を起こしつつある「バイブコーディング」という新しい概念について、ぼくの知識と経験を総動員して、徹底的に解説していきたいと思います。

この記事を読み終える頃には、あなたはきっと「自分も何か作ってみたい!」と、いてもたってもいられなくなるはずです。では、未来への扉を開きましょう。

そもそも「バイブコーディング」って、いったい何?

「バイブコーディング(Vibe Coding)」という言葉、初めて聞く人も多いかもしれませんね。

これは、一言でいえば

「AIに、自然な言葉で『こんな感じのやつ、作って!』と伝えるだけで、ソフトウェアやアプリを開発できてしまう」

という、魔法のようなプログラミング手法です。

たとえば、あなたが「ネコの写真を共有するアプリが欲しいな」と思ったら、AIに向かってこう話しかけるだけ。

「ぼくの飼い猫のかわいい写真を、友達と共有できるiPhoneアプリを作って。デザインは、あたたかみのあるポップな感じでお願い!」

すると、AIがその「雰囲気」や「ノリ」(そう、これが「Vibe」ですね)を汲み取って、ものの数分でアプリのコードを書き上げてくれるんです。

信じられないかもしれませんが、これが今の時代の現実です。

この概念は、2025年2月にOpenAIの共同創設者であるアンドレイ・カーパシー氏によって提唱され、またたく間に世界中の開発者やクリエイターの間に広まりました。

彼が言うには、これは「完全にバイブス(ノリ)に身を任せ、コードの存在すら忘れて開発する新しいコーディングスタイル」だそうです。

まさに、面倒なコーディング作業をAIに丸投げして、ぼくたち人間は「何を作りたいか」という本質的なアイデア出しに集中できる時代の到来を告げる言葉なんです。

なぜ今、バイブコーディングが革命なのか?:「ジャズ奏者のように働く」時代の幕開け

このバイブコーディングの登場は、単なる「便利なツールができました」という話ではありません。

これは、ぼくたちの「働き方」そのものを根底から変える、パラダイムシフトだと考えています。

ここで、ぼくが大事にしている「ジャズ奏者のように働こう」という考え方を紹介させてください。

従来のソフトウェア開発は、まるでクラシック音楽のようでした。

作曲家(設計者)が作った完璧な「楽譜(設計書)」があり、演奏者(開発者)は、その楽譜に一音一句忠実に従って演奏(コーディング)する必要があったんです。

しかし、バイブコーディングの世界は、まるで「ジャズ」のセッションです。

ジャズには、完璧な楽譜は存在しません。あるのは、コード進行やメロディのアウトラインが書かれた、ごくシンプルな進行表だけ。

奏者たちは、その場の雰囲気(Vibe)や、お互いの音を感じ取りながら、即興で音楽を紡いでいきます。

バイブコーディングもこれとまったく同じ。

厳密な設計書は不要で、AIという最高のセッションパートナーに「こんな感じで!」とバイブを伝えるだけで、素晴らしいプロダクトが生まれていくんです。

この「ジャズ的」な開発スタイルが、なぜ革命的なのか?理由は3つあります。

圧倒的な開発スピードと効率化

AIがコーディングの大部分を担うため、プロトタイプの作成や修正にかかる時間が劇的に短縮されます。

これまで数週間かかっていたものが、数時間で完成することもある。

ぼく自身、AIの力を借りて、たった4日間で「アニメを見てポイントが貯まるWebサービス(Watch to Earn)」を自作してしまいました。

これを普通に外注したら、200万円と1ヶ月半はかかったでしょう。

創造性の解放と「感性駆動」の開発

開発者は、細かな文法や構文の知識から解放され、アイデアの実現そのものに集中できます。

まさに「作りたいものの感性(感じ)」をAIにぶつけるだけでいい。

たとえば「このボタン、もっとポップにして」と伝えれば、AIが瞬時にデザインを調整してくれます。

これにより、開発者はよりクリエイティブな思考に時間を使えるようになります。

開発の「民主化」

プログラミング経験が浅い初心者でも、アイデアさえあれば、すぐに形にできる時代が来ました。

これは、ソフトウェア開発の参入障壁が劇的に下がることを意味します。

これまで「自分には無理だ」と諦めていたような人でも、気軽にものづくりに参加できる。まさに「誰もが開発者」になれる時代の到来です。

このように、バイブコーディングは、開発のプロセスを「論理と厳密さ」から「感性と対話」へと解き放ち、ジャズセッションのような、創造的でスリリングなものに変えてくれるのです。

AI時代のマインドセット:「波」を捉え、すぐに行動する

この革命的な変化の時代を生き抜くためには、ぼくたち自身の「マインドセット」もアップデートしていく必要があります。

ぼくは常々、「ビジネスは波乗りゲームだ」と語っています。

これまでも、SNS、ブログ、YouTube、仮想通貨、NFTと、様々な「波」がやってきました。

そして、その波にいち早く乗ることができた人が、大きな成功を収めてきたんです。

そして今、間違いなく「AI」そして「バイブコーディング」という、とてつもなく大きな波が来ています。

この波を前にして、ぼくたちはどう振る舞うべきか。

バイブコーディングの本論に入る前に、ぼくのメルマガ講座から、特に重要なマインドセットを3つ紹介します。

「わからない」で逃げない

新しい技術が出てきたとき、「なんだかよくわからない」「怪しい」と感じて、思考停止してしまう人がいます。

ぼく自身も、2011年にビットコインを知ったとき、まさにそうでした。あの時、ちゃんと勉強していれば……と後悔しています。

「わからない」からこそ、一歩踏み出して勉強し、触ってみる。この姿勢が、チャンスを掴むための第一歩です。

「教えてもらう」のを待たない

稼げない人の特徴として、「すぐに『どうすればいいですか?』と聞いてくる」というのがあります。

いわゆる「クレクレ君」ですね。ビジネスの世界は学校じゃありません。

誰も手取り足取り教えてはくれないんです。

幸い、今の時代にはChatGPTという最高の先生がいます。

人に聞く前に、まずAIに聞きましょう。AIに聞き、自分で調べ、試行錯誤する。この自走する力が、AI時代には不可欠です。

すぐに行動し、失敗を恐れない

「これをやったら、本当にうまくいくんだろうか?」と、行動する前から結果を心配して、足踏みしてしまう人も多い。

でも、ビジネスの世界では「やってみないとわからないこと」ばかりです。

バイブコーディングの素晴らしい点は、超低コストで、超高速にアイデアを試せることです。

失敗しても、失うものはほとんどありません。

むしろ、失敗から得られる学びの方が大きいくらいです。

完璧なものを目指すのではなく、まずは作ってみて、動かしながら改善していく。このアジャイルな姿勢が、成功への最短距離となります。

バイブコーディングで、何ができる?:無限の可能性と活用事例

では、バイブコーディングを使って、具体的にどんなものが作れるのでしょうか?

その可能性は、あなたのアイデア次第で無限に広がります。

個人向けの小規模アプリ

観葉植物の水やり記録アプリや、ペットの餌やり管理ツールなど、「自分や家族が使う、ちょっとした便利ツール」なら、本当にあっという間に作れます。

ブログ・Webサイト制作

驚くべきことに、バイブコーディングはブログやWebサイト制作の世界も塗り替えようとしています。

ぼくは最近、10年以上使い続けたWordPressをやめ、「Sanity」というヘッドレスCMSとバイブコーディングを組み合わせた新しいブログ環境に移行しました。

デザインのカスタマイズやメンテナンスが、AIとのチャットだけで完結する。

これは、WordPressのアップデート地獄に苦しんできたブロガーにとっては、まさに福音です。

ユニークなWebサービス

ぼくは先日、アニメを見ながらクイズに答えたりタスクをこなしたりするとポイントが貯まる「Watch to Earn」というWebサービスを、たった4日間で開発しました。

これは、ぼくが原作を手がけるテレビアニメ『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』を盛り上げるための企画ですが、将来的には他のIPにも展開できる新規事業になる可能性も秘めています。

ビジネス用途のツール開発

海外の成功事例では、外部の書籍APIと連携して「読んだ本に似たおすすめ本を提案するアプリ」を個人が開発し、ユーザー認証機能までAIに実装させることができた、という報告もあります。

このように、外部サービスと連携する高度なアプリケーション開発も、バイブコーディングの射程圏内に入ってきているのです。

初心者のためのバイブコーディング始め方ステップガイド

「でも、プログラミング知識ゼロの自分には、やっぱり難しそう……」

そう感じているあなたのために、ここからは具体的な「始め方」をステップバイステップで解説します。安心してください、本当に簡単です!

なお、無料メール講座の特典で、たくさん初心者向けの講義もご用意しております。ぜひ合わせて視聴して、学習のたすけにしてください!

ツールを選んで準備する

まずは、ブラウザだけですぐに試せるツールから始めましょう。

初心者の入門用としては、「Replit」などが手軽でおすすめです。

公式サイトでアカウントを登録し、AIアシスタント機能を有効にすれば準備完了です。

作りたいものをAIに伝える

AIアシスタント(チャットボット)に対して、「何を作りたいか」を文章で伝えます。

「〇〇なアプリを作って」「△△という機能がほしい」といった形で、できるだけ具体的にイメージを伝えるのがコツです。

AIが生成したものを確認する

あなたの指示を受けて、AIがコードを生成し、アプリのプレビューなどを表示してくれます。

まずは、AIが作ったものが実際に動くことを体験してみてください。きっと感動するはずです!

対話を通じて改善する

最初から完璧なものができるとは限りません。

むしろ、ここからがバイブコーディングの真骨頂です。

「ボタンの色を青から緑に変えて」「もっとポップなデザインにして」といった修正依頼や、新しい機能の追加などを、AIと対話しながら進めていきます。

エラーが出ても慌てずに。「このエラーを直して」と頼めば、AIが解決策を教えてくれます。

完成したら公開してみよう!

納得のいくものができたら、Web上に公開(デプロイ)してみましょう。

サービスによっては、ボタン一つで簡単に公開できる機能も備わっています。

自分で作ったアプリやサイトが、世界中の人からアクセスされる。これもまた、大きな達成感に繋がります。

ただし、セキュリティには気をつけましょう。公開前に、「これを公開したいんだけど、セキュリティを徹底的に確認して」と依頼するのを忘れないように!

https://ikedahayato.com/blog/vibecoding-webservice-attention

まずは簡単な計算アプリや、シンプルなWebページなど、小さなものから始めるのがおすすめです。

AIへの指示の出し方のコツを掴んで、少しずつ複雑なものに挑戦していきましょう!

YouTube動画も好評です。こちらもどうぞ!

バイブコーディングの未来と、これからのクリエイターの生き方

バイブコーディングは、ソフトウェア開発のあり方を根本から変え、「誰もが開発者」になる未来を現実のものとしつつあります。

この革命的な変化の中で、ぼくたちクリエイターやビジネスパーソンの役割も大きく変わっていくでしょう。

これまでは、特定の「スキル」を磨き、その専門家として価値を提供するのが一般的でした。

Webデザイナー、プログラマー、ライター……。

しかし、AIがこれらの専門的な作業を代替するようになると、「スキル」そのものの価値は相対的に低下していきます。

では、これからの時代、何が価値を持つのか?

ぼくは、それは「何を、なぜ作るのか」という「構想力」であり、「どんな世界観(Vibe)を表現したいのか」という「創造性」であり、そして「その熱狂を、どうやって仲間に伝播させるか」という「コミュニティ形成能力」だと考えています。

AIは強力な「道具」ですが、その道具を使って何を生み出すかを決めるのは、ぼくたち人間です。

バイブコーディングという新しい魔法を手に入れたぼくたちは、もはや「作れない」という言い訳はできません。

アイデアさえあれば、個人や小さなチームでも、世界を驚かせるようなプロダクトやサービスを生み出すことができる。

それは、かつて一部の巨大企業に独占されていた「創造」の力が、ぼくたち一人ひとりの手に取り戻されることを意味します。

もちろん、この変化は、既存のやり方に固執する人にとっては「脅威」に映るかもしれません。

しかし、ぼくは、これを絶望ではなく、とてつもない「希望」だと捉えています。

あなたが心の中に秘めているユニークなアイデアや、解決したいと願っている社会の課題。

それを、もう諦める必要はないんです。

さあ、AIという最高の相棒と一緒に、あなたの「Vibe」を形にしてみませんか?

このワクワクする時代の波に乗り遅れる手はありません。

今日もコツコツ、未来を作っていきましょう!

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