「おとうさん、私が作ったゲーム、めっちゃ人気だったよ!」
こんにちは、イケハヤです。
先日、小学校低学年の娘が学校から帰ってきて、目をキラキラさせながら報告してくれました。
「今日ね、休み時間に友達にゲーム見せたら、みんな『すごい!』って言ってくれたの!」
娘が作ったのは、簡単な「宝探しゲーム」。
Vibe Codingを使って、たった30分で完成させたものです。
プログラミング経験ゼロの子どもが、自分でゲームを作り、友達を楽しませる。
これ、5年前なら考えられなかったことです。
でも今は、AIの力を借りれば、小学生でもアプリクリエイターになれる時代。
今回は、実際に娘と一緒にVibe Codingを始めて分かった、
親子でプログラミングを楽しむコツを、すべてお伝えします。
「うちの子にはまだ早いかな…」
そう思っているあなた。
この記事を読み終わる頃には、「今すぐ始めたい!」に変わっているはずです。
なぜ今、子どもにVibe Codingなのか?3つの理由
理由1:「作る喜び」を最速で体験できる
従来のプログラミング学習って、こんな感じでした:
– 変数とは何か
– ループの仕組み
– 関数の書き方
– エラーの直し方…
正直、大人でも挫折します。
子どもなら、なおさら。
でもVibe Codingは違います。
「ボールが跳ねるゲームを作って」
「OK!こんな感じでどう?」
対話するだけで、動くものができる。
娘も最初は「え、もうできたの?」と驚いていました。
そして次の瞬間、「じゃあ、ボールを虹色にして!」と夢中に。
この「作る喜び」を即座に味わえるのが、Vibe Coding最大の魅力です。
理由2:失敗を恐れなくなる
プログラミングで一番怖いのは、エラー。
真っ赤な文字がズラッと並ぶと、心が折れます。
でもVibe Codingなら:
子ども「UFOを10個出して」
AI「10個出したよ!」
子ども「多すぎた!3個にして」
AI「3個に減らしたよ!」
間違えても、すぐやり直せる。
エラーメッセージに悩まされない。
これが子どもの「チャレンジ精神」を育てます。
実際、娘は最初の30分で10回以上「違う違う、こうして!」と修正していました。
でも一度も「もうやめる」とは言いませんでした。
理由3:21世紀最重要スキル「AI対話力」が身につく
2030年、娘が中学生になる頃。
AIとの対話は、読み書きと同じくらい当たり前のスキルになっているでしょう。
今からVibe Codingで練習しておけば:
– AIに的確に指示を出す力
– AIの回答を理解し、改善する力
– AIと協働して創造する力
これらが自然に身につきます。
プログラミングを学ぶのではなく、AIとの付き合い方を学ぶ。
これこそ、令和の子育てに必要な視点です。
実録:娘が初めてゲームを作った日
ここで、実際の体験談をお話しします。
きっかけは「マイクラ」
ある日曜日の朝。
娘がマインクラフトで遊んでいるのを見て、ふと思いました。
「ゲームで遊ぶだけじゃなく、作ってみない?」
最初は「え〜、難しそう」という反応。
「AIに『宝箱をタップしたら開くゲーム作って』って言うだけだよ」
「それだけ?」
そう、それだけ。
最初の10分:驚きと興奮
MacBookを開いて、Claudeを起動。
(子ども用に、文字を大きく設定しておきました)
娘「たからばこのゲームつくって」(ひらがな入力)
AIが数秒で基本的なゲームを生成。
画面に宝箱が表示され、クリックすると「ガチャ」と開く。
娘「すごい!もう動いてる!」
この瞬間の表情は、忘れられません。
「自分が作ったものが動く」という原体験。
次の20分:アイデアの暴走
ここからが面白い展開に。
娘「宝箱を虹色にして!」
娘「開いたらコインが飛び出すようにして!」
娘「コインの音も鳴らして!」
娘「背景をお城にして!」
アイデアが次々に湧いてきます。
私は横で見守りながら、時々アドバイス。
「『キラキラ光るエフェクトを追加して』って言ってみたら?」
親子の会話が、そのままゲーム作りになる。
これが、Vibe Codingの素晴らしさです。
完成後:友達に自慢したい!
30分後、オリジナルの「にじいろ宝箱ゲーム」が完成。
– 7色に光る宝箱
– タップすると金貨が飛び出す
– 効果音付き
– お城の背景
– スコア表示
娘「友達に送れるの?」
Google Classroomで、先生にチャットでURLを伝えておきました。そのあと、先生が教室の仲間にも同じURLを共有して、遊ばせてくれたようです!
そして、あの言葉が
冒頭の「めっちゃ人気だった!」につながります。
友達の反応:
– 「どうやって作ったの?」
– 「私も作りたい!」
– 「次は○○なゲーム作って!」
作る側になった娘は、明らかに自信がついていました。
後日、「次はお料理ゲーム作る!」と新しいプロジェクトを開始。
今では週末の「親子Vibe Codingタイム」が恒例行事になっています。
年齢別:子どもの発達に合わせた始め方
5〜6歳:見て楽しむ時期
できること:
– 親が作るのを横で見る
– 「色を変えて」など簡単な指示
– キャラクターの動きを楽しむ
おすすめプロジェクト:
– 動物が鳴くアプリ
– 色が変わるお絵かき
– 簡単なアニメーション
親の役割:
– 主に親が操作
– 子どものアイデアを聞いて実現
– 「すごいね!」とたくさん褒める
7〜8歳:一緒に作る時期
できること:
– ひらがなで簡単な指示
– 画面を見ながら修正指示
– 簡単なゲームルールの理解
おすすめプロジェクト:
– もぐらたたきゲーム
– 宝探しゲーム
– 簡単なクイズアプリ
親の役割:
– 子どもの入力をサポート
– アイデアを言語化する手伝い
– 技術的なアドバイス
9〜10歳:自分で作る時期
できること:
– 漢字混じりの指示
– 複雑なルールの設計
– エラーの原因を考える
おすすめプロジェクト:
– RPG風ゲーム
– 学習アプリ
– 実用的なツール
親の役割:
– 困った時のヘルプ
– より高度な機能の提案
– 作品の共有をサポート
11〜12歳:教える側になる時期
できること:
– 英語での指示も可能
– コードの基本的な理解
– 他の人に教える
おすすめプロジェクト:
– 本格的なゲーム
– 家族で使うアプリ
– 学校の課題解決アプリ
親の役割:
– 対等なパートナー
– ビジネス化の相談相手
– 技術以外のアドバイス
親子で作れる!年齢別おすすめアプリ10選
1. どうぶつ音当てクイズ(5歳〜)
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「動物の鳴き声を聞いて、どの動物か当てるクイズを作って。
犬、猫、牛、ライオンの4種類で。正解したら『すごい!』って出して」
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2. お天気きせかえ人形(6歳〜)
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「お天気によって服が変わる着せ替えアプリを作って。
晴れの日、雨の日、雪の日で違う服を選べるようにして」
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3. かけ算にんじゃ(7歳〜)
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「九九を覚えるゲームを作って。忍者が手裏剣を投げて、
正しい答えの的に当てるゲーム。間違えたら煙になって逃げる」
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4. おこづかい貯金箱(8歳〜)
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「お小遣いを記録する貯金箱アプリを作って。
目標金額を設定して、あといくらか分かるようにして。
貯まったらお祝いアニメーション」
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5. 家族の予定カレンダー(9歳〜)
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「家族みんなの予定が見えるカレンダーを作って。
パパは青、ママは赤、子どもは黄色で色分け。
大事な予定は星マークをつけられるようにして」
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6. 料理お手伝いタイマー(8歳〜)
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「料理のお手伝い用タイマーを作って。
『卵を茹でる:7分』みたいに、料理ごとに時間を設定。
時間になったら音と画面でお知らせ」
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7. ペットのお世話日記(7歳〜)
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「ペットのお世話を記録するアプリを作って。
ご飯、散歩、遊んだ時間を記録。
写真も保存できて、1週間の記録が見られる」
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8. 都道府県パズル(9歳〜)
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「日本地図のパズルゲームを作って。
都道府県の形をドラッグして正しい場所に置く。
全部できたらタイムを記録」
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9. 英単語モンスターバトル(10歳〜)
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「英単語を覚えるRPGを作って。
正しい英単語を選ぶとモンスターにダメージ。
レベルが上がると難しい単語が出てくる」
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10. 家族新聞メーカー(11歳〜)
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「家族の出来事を記事にする新聞アプリを作って。
写真、見出し、本文を入力して、PDFで保存。
おじいちゃんおばあちゃんに送れる機能も」
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つまずきポイントと解決法
よくある困りごと1:「何を作ればいいか分からない」
解決法:
– 子どもの好きなものから始める
– 「○○があったらいいな」を聞く
– 既存のアプリを真似してアレンジ
娘の場合は「マリオみたいなゲーム」から始めて、
「でも主人公は猫がいい」とオリジナル要素を追加していきました。
よくある困りごと2:「思い通りにならない」
解決法:
– 指示を具体的にする練習
– 「どんな風に?」と聞いて言語化を促す
– 絵を描いて説明するのもOK
例:
子「大きくして」
親「どのくらい大きく?画面の半分くらい?」
子「うーん、もっと!画面いっぱい!」
よくある困りごと3:「飽きてしまう」
解決法:
– 短時間(15-30分)で区切る
– 完成したら必ず遊ぶ時間を作る
– 友達や家族に見せる機会を作る
作って終わりではなく、「使ってもらう喜び」まで体験させることが大切です。
よくある困りごと4:「難しい言葉が分からない」
解決法:
– 子ども向けの言い換えリストを作る
– 一緒に調べる習慣をつける
– 分からなくても動けばOKの精神
我が家の言い換え例:
– 変数 → 「名前をつけた箱」
– ループ → 「くり返し」
– 条件分岐 → 「もし〜だったら」
安全に楽しむための5つのルール
1. 時間を決める
– 平日:30分まで
– 週末:1時間まで
– タイマーを使って管理
2. 親が必ず一緒に
– 特に10歳以下は必須
– 内容をチェック
– 困った時のサポート
3. 個人情報は入れない
– 本名、住所、学校名はNG
– 友達の名前も避ける
– ニックネームを使う
4. 作ったものの共有ルール
– 家族内はOK
– 学校は先生に確認
– ネット公開は親が判断
5. 目を休める
– 20分ごとに遠くを見る
– 姿勢を正す
– 画面との距離を保つ
親御さんへ:プログラミング知識ゼロでも大丈夫な理由
「私自身、プログラミングなんて分からないのに…」
安心してください。
Vibe Codingなら、親の技術知識は不要です。
必要なのは:
– 子どものアイデアを聞く力
– 「すごいね!」と褒める力
– 一緒に楽しむ心
実際、私も娘とVibe Codingする時は、
「パパも分からないから、一緒に聞いてみよう」
というスタンスです。
親が知ったかぶりをしないことで、子どもも安心して質問できます。
むしろ、親子で一緒に学ぶ姿勢が、最高の教育になるんです。
次世代を生きる子どもたちへ、今できること
2030年、2040年。
子どもたちが大人になる頃、世界はどうなっているでしょうか。
確実に言えるのは:
「AIと共に創造する力」が、必須スキルになっているということ。
今、親子でVibe Codingを始めることは、
単なるプログラミング学習ではありません。
– 創造力を育てる
– 問題解決力を養う
– 失敗を恐れない心を作る
– テクノロジーと友達になる
これらすべてを、楽しみながら身につけられます。
今すぐ始める3ステップ
Step1:環境を準備(5分)
– Claudeにアクセス
– 子ども用に文字サイズを大きく設定
– 静かで集中できる場所を確保
Step2:最初のプロジェクトを決める(10分)
– 子どもの興味を聞く
– 上記のおすすめから選ぶ
– 「30分で完成」を目標に
Step3:一緒に作り始める(30分)
– 子どものペースに合わせる
– たくさん褒める
– 完成したら一緒に遊ぶ
仲間と一緒なら、もっと楽しい
親子でVibe Codingを楽しむ家族が増えています。
Vibe Codingサロンは、もちろん親子での参加も歓迎です!(お子さんの料金は不要です0
買い切り4,980円で、ずっと参加できます。
子どもの「できた!」という笑顔。
それは、プライスレスです。
さあ、今週末は親子でVibe Coding。
新しい家族の時間を、始めましょう。
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