「月1万円で1億円？そんなの無理でしょ」→ いいえ、できます
こんにちは、イケハヤです。
先日、こんなDMをいただきました。
「イケハヤさん、資産運用始めたいんですが、月1万円しか投資に回せません。これじゃ意味ないですよね？」
ちょっと待ってください。
月1万円を「しか」と言わないで。
月1万円は「も」なんです。
実は、月1万円の積立投資を30年続けるだけで、1億円に到達する可能性があるんです。
「え？計算合わなくない？」
そうですね。1万円×12ヶ月×30年＝360万円。
確かに、そのまま貯金したら360万円にしかなりません。
でも、複利の力を使えば、話は変わります。
今回は、実際にぼくが実践している方法も含めて、
月1万円から始めて30代で1億円を目指す、現実的なロードマップをお見せします。
衝撃のシミュレーション：複利の力
まず、具体的な数字をお見せしましょう。
30歳スタート、月1万円積立の場合
【前提条件】
– 開始年齢：30歳
– 毎月積立額：1万円
– 想定利回り：年7%（全世界株式の過去平均）
– 運用期間：35年（65歳まで）
【結果】
– 総投資額：420万円
– 65歳時点の資産：約1,800万円
「あれ？1億円じゃないじゃん」
その通り。月1万円だけでは1億円には届きません。
でも、ここからが本番です。
収入が増えたら積立額も増やすシミュレーション
【現実的な積立額アップ計画】
– 30歳〜35歳：月1万円
– 35歳〜40歳：月3万円（昇進・昇給）
– 40歳〜50歳：月5万円（管理職）
– 50歳〜60歳：月10万円（役職定年後も投資額は維持）
【結果】
– 総投資額：2,100万円
– 60歳時点の資産：約8,500万円
– 65歳時点の資産：約1億3,000万円
見えてきましたね、1億円が。
しかも、これは保守的な計算です。
実際には、もっと早く達成できる可能性があります。
なぜ7%で計算するのか？根拠を示そう
「年利7%なんて、都合良すぎない？」
いい質問です。根拠をお見せしましょう。
過去のデータが証明する7%の現実性
米国株式（S&P500）の過去リターン
– 過去30年平均：約10%
– 過去50年平均：約11%
– 過去100年平均：約10%
全世界株式の過去リターン
– 過去30年平均：約7〜8%
– 日本を含む先進国平均：約7%
つまり、7%はむしろ控えめな想定なんです。
もちろん、未来は誰にもわかりません。
でも、資本主義が続く限り、企業は成長し、株価は上がる。
これが大前提です。
月1万円を捻出する7つの方法
「でも、月1万円すら厳しいんです…」
わかります。でも、工夫次第で必ず捻出できます。
実際に効果があった方法を紹介します。
1. スマホを格安SIMに変える（月5,000円削減）
大手キャリア→格安SIMで、月5,000円は浮きます。
これだけで投資資金の半分確保。
ちょうど、「クリプトニンジャモバイル」という格安SIMを作ったので、ぜひ乗り換えを検討してください。
2. 飲み会を月1回減らす（月4,000円削減）
付き合いも大事ですが、将来も大事。
本当に必要な飲み会だけ参加しましょう。
3. コンビニ通いをやめる（月3,000円削減）
毎日のコーヒー代、お菓子代。
チリも積もれば山となります。
4. サブスクを見直す（月2,000円削減）
– 使ってない動画配信サービス
– 読んでない雑誌の定期購読
– 行ってないジムの会費
5. 自炊を週1回増やす（月3,000円削減）
外食1回＝自炊3回分。
健康にもお財布にも優しい。
6. 電気・ガスを見直す（月1,000円削減）
電力自由化を活用。
年間1万円以上安くなることも。
7. ポイ活を始める（月2,000円相当）
– 楽天経済圏の活用
– キャッシュレス決済のポイント
– アンケートサイト
これだけで月2万円の削減。
1万円投資して、1万円は生活の質向上に使えます。
30代から始める人のための「3ステップ投資法」
では、具体的にどう始めるか。
シンプルな3ステップでいきましょう。
ステップ1：新NISA口座を開設（所要時間：30分）
おすすめ証券会社：
1. SBI証券（手数料最安水準）
2. 楽天証券（楽天ポイント使える）
3. マネックス証券（米国株に強い）
必要なもの：
– マイナンバーカード
– 銀行口座
– スマホ（本人確認用）
最短で申込翌日から取引可能です。
ステップ2：投資商品を選ぶ（考える時間：10分）
初心者は、この2つから選べばOK。
1. eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）
– 全世界の株式に分散投資
– 信託報酬：0.05775%（激安）
– これ1本でOK
2. eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）
– 米国の代表的企業500社に投資
– 信託報酬：0.09372%
– より高リターンを狙うなら
ぼくのおすすめ配分：
– 全世界株式：70%
– 米国株式：30%
これで十分です。複雑にする必要なし。
ステップ3：自動積立設定（所要時間：5分）
設定内容：
– 積立日：給料日の翌日
– 積立額：1万円
– 積立方法：つみたて投資枠
ポイント：
「設定したら忘れる」これが成功の秘訣。
毎日チャートを見る必要なし。
むしろ見ない方がいい。
よくある失敗パターンと対策
10年以上投資してきて、よく見る失敗パターンがあります。
失敗1：暴落で怖くなって売ってしまう
対策：
暴落は「バーゲンセール」だと考える。
むしろ買い増しのチャンス。
ぼくも2020年3月のコロナショックで資産が30%減りました。
でも売らなかった。結果、1年後には過去最高値更新。
失敗2：もっと儲かりそうな投資に手を出す
対策：
– 仮想通貨
– FX
– 個別株の短期売買
これらは投資ではなく投機。
資産形成には向きません。
コツコツ積立が最強です。
失敗3：利益が出たらすぐ売ってしまう
対策：
10%上がった→売る
これを繰り返しても資産は増えません。
最低でも10年、できれば20年は持ち続ける。
これが鉄則。
年代別ロードマップ：あなたの未来を見せます
30歳スタートの場合
30歳（開始）
– 月1万円積立開始
– 資産：0円
– まずは100万円を目標に
35歳（5年後）
– 月3万円に増額
– 資産：約80万円
– 複利効果を実感し始める
40歳（10年後）
– 月5万円に増額
– 資産：約400万円
– 老後不安が減ってくる
45歳（15年後）
– 月5万円継続
– 資産：約1,000万円
– 祝！1,000万円突破
50歳（20年後）
– 月10万円に増額
– 資産：約2,500万円
– アーリーリタイアが視野に
55歳（25年後）
– 月10万円継続
– 資産：約5,000万円
– 準富裕層の仲間入り
60歳（30年後）
– 月10万円継続
– 資産：約8,500万円
– 完全リタイア可能
65歳（35年後）
– 積立停止、取り崩し開始
– 資産：約1億3,000万円
– 祝！億り人達成
40歳スタートでも遅くない
「もう40歳なんですが…」
大丈夫、まだ間に合います。
40歳スタートの場合：
– 月3万円から開始
– 45歳から月5万円
– 50歳から月10万円
– 65歳時点で約6,000万円
1億円には届きませんが、老後2000万円問題は余裕でクリア。
投資を加速させる「プラスα戦略」
基本の積立投資に加えて、資産形成を加速させる方法があります。
1. ボーナスは全額投資
– 夏冬各30万円×30年＝1,800万円
– これだけで資産が倍増する可能性
2. 副業収入は全額投資
– ブログ収入
– YouTube収入
– せどり利益
– Vibe Codingで作ったアプリ収入
月5万円の副業収入があれば、それだけで億り人コース。
3. 配当金再投資
– 受け取った配当金は使わない
– すべて再投資に回す
– 雪だるま式に増える
4. 節税分も投資に回す
– ふるさと納税の節税分
– iDeCoの所得控除分
– 医療費控除の還付金
「臨時収入＝投資資金」
この習慣が資産1億円への近道。
投資しない場合との比較：衝撃の差
最後に、現実を直視しましょう。
Aさん（投資する人）
– 30歳から月1万円投資開始
– 段階的に増額
– 65歳時点：1億3,000万円
Bさん（貯金だけの人）
– 30歳から月1万円貯金
– 段階的に増額（Aさんと同額）
– 65歳時点：2,100万円
差額：1億900万円
これが、投資する人としない人の差です。
35年後、この差に愕然とすることになります。
今すぐ行動する人だけが、億り人になれる
ここまで読んでくれたあなた。
きっと本気で資産形成したいんだと思います。
でも、この記事を読んだ人の95%は行動しません。
「明日やろう」「来月から」「ボーナスが出たら」
その明日は、永遠に来ません。
億り人になる人の共通点は、たった一つ。
「今すぐ始めた」ということ。
証券口座の開設は30分でできます。
スマホがあれば、今すぐできます。
30年後の自分に、最高のプレゼントをしませんか？
まとめ：月1万円から始める3つの約束
1. 今日中に証券口座を開設する
明日ではなく、今日。これが最重要。
2. 難しく考えず、全世界株式を買う
最初はこれだけでOK。シンプルイズベスト。
3. 毎月自動積立で、あとは忘れる
設定したら、普通に生活する。これが成功の秘訣。
月1万円が、30年後の1億円になる。
これは夢物語ではなく、計算できる未来です。
さあ、あなたはどうしますか？
今この瞬間から、億り人への道を歩み始めますか？
それとも、30年後に後悔しますか？
選ぶのは、あなたです。
P.S.
ぼくも最初は月5,000円から始めました。
今では8桁の資産になっています。
始めた過去の自分に、感謝しかありません。
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